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エンジンをかけようとすると、セルは元気に回るが空回りの音ばかりでエンジンがかからない!「また、例のスタータークラッチのネジが緩んだな!Fno持病だよね、ホンダもちゃんと造れよな!」いつものことだから・・・などと思いながら、左のケースをはずす。
ここは3本の+ネジで止まっているがこれが堅くてなかなかはずれない!なんでこんなに堅く締めるんだヨ、と思いつつインパクトレンチでひっぱたく!何度がするうちにようやくはずれたが、再使用不可能なくらいにネジはなめはじめている。あーあこりゃ部品交換だ、まあ安いものだから・・・
これがドツボの始まりだとは思いもよらなかったが・・・ |
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この3本が問題のネジ
案の定、2本は手で回るぐらいに緩んでいた。まあ、これは日常の点検のはんいだからよし!ネジを締めなおして、はい終わり!
再度エンジンをかけると、一向に治っていない、前と同じ症状である。おいおい締めなおしただろ、といいつつ再度カバーオープン。ネジは締まっている、ということは何かほかの原因?よくよく開いた穴から中をのぞくと・・・ガーン!部品が割れている!!ちなみにこの穴は7Fには有りません。(下の写真参照)
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上の状態で7Fならそのままクラッチがはずれるのだが、11Rはガンとしてはずれそうにない。仕方なく平塚のストレートまでプーリーはずしを買いに行く羽目に・・・950円くらいだったかなぁ、さすが工具だね、見事にはずれました。 |
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これがはずしたスタータークラッチアウター、ちょっと見ずらいでしょうけれど、手前左側にクラックが入っています。これではトルクがかからんでしょうナァ・・・
真ん中の3つのタイコのようなもので、このパーツが一方方向にしか回らなくなるのです、仕組みはよく分かりませんが。
ちなみにここに写っているパーツだけは7Fも共通部品です。 |
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そこで予備部品と交換してはめようとするとガンとしてはまらない、7Fではプラハンでコンコンやれば難なく入っていくのに・・・F1なんかスコスコ入っていたぞー!ホンダさーん
で、よーく見るとスプラインのエッジがつぶれている!これで抜きにくくはめずらい、しゃーないここは新品部品に約5000円なり
もひとつ、7Fはスプラインが写真手前までできている、なぜに11Rはこうなんだろう?ガイドが斬ってあれば装着は簡単なんだが・・・ |
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届いた新品部品、やっぱこの袋はいいやネェ! |
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左側が750、右側が1100R 先ほどのアウター以外は別部品。ギヤっぽく見える部品も微妙に違うもの。 |